妊娠中毒症にかかりやすい妊婦さんとは、
もともと腎臓に疾患がある人、膠原病や糖尿病などの持病がある人、
両親や兄弟にこのような持病を持つ人がいる人などです。
また、いつも過労な状態にある人や、前回の妊娠で妊娠中毒症になった人、
妊娠してから太りすぎた人なども妊娠中毒症にかかりやすいといわれています。
そして、妊娠中毒症にならないように特に気をつけたいのは、
・初めての妊娠の人
・妊娠前から、太っている人
・妊娠中の体重増加が多い人
・高血圧の家系の人
・双子や三つ子などの多胎妊娠の人
・持病がある人
・高齢妊娠の人
などです。
妊娠中毒症にかかると、母体だけでなく赤ちゃんにも影響があることがあります。
妊娠中毒症になると、血管が収縮するので、血液循環が滞り、
胎盤へ向かう血液の量も少なくなるので、赤ちゃんに十分な血液が流れなくなります。
すると、十分な酸素や栄養を受け取ることができなくなるので、
赤ちゃんの体重が増えなくなったり、
最悪の場合は子宮内で仮死状態になってしまうこともあります。
妊娠中毒症にならないようにするためには、塩分を控え、カロリーを控えること、
高たんぱくのものを食べるようにするなど、食生活が大切です。
また、過労も妊娠中毒症の原因となるので、
疲れをためないようにすること、早めに休むことなどが必要です。
妊娠後期になると、いよいよ出産も近くなり、
不安になったり・・・精神も疲れてしまいがち。
ですが、適度に体を動かしながら、リラックスして過ごしましょう。
ラベル:妊娠中毒症