2013年05月31日

子宮外妊娠



子宮外妊娠とは、子宮内腔以外の場所に受精卵が着床して発育してしまうことをいいます。

妊娠の1%程度起きるといわれ、発生頻度は流産の10分の1程度。
初産婦よりも経産婦に多いというデータもあります。

子宮外妊娠の種類は、「卵管妊娠」、卵巣妊娠」、「腹腔妊娠」の3つがあり、
このうち最も多いのが「卵管妊娠」です。

子宮外妊娠とっても、妊娠の通常の自覚症状がでます。
生理が遅れ、胸が張ったり尿が近くなったりします。
つわりがでる人もいます。
ですが、例えば卵管に着床した卵管妊娠の場合は、
この場所でいつまでも発育し続けることは不可能で、
いずれ卵管が破裂するか、流産します。

卵管破裂になると、激烈な腹痛と出血で、
ひどい場合はショック状態となり、放置すれば死に至る事もあります。

卵管破裂などにならないようにするために、妊娠が分った時点でなるべく早く産科にかかり、
子宮内に着床しているかどうかを確認することが必要なのですが、
産婦人科医であっても子宮外妊娠の判断が難しいことが多々あります。

子宮外妊娠という診断がついた場合は、
手術などによって卵管などの子宮外妊娠部位を摘出します。
腹腔内に出血が多い場合や全身状態が悪い場合は、
輸血が必要になる事もあります。

卵管は2つあるので、もう一つの卵管や卵巣が正常であれば
妊娠することはできます。

子宮外妊娠の可能性も含め、妊娠初期には、きちんと診察を受けることが大切です。






タグ:子宮外妊娠
posted by kodomosuki at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 流産・死産・子宮外妊娠 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月30日

妊娠中に注意すること(感染症・病気)


妊娠中の妊婦さんは免疫が落ちているので、感染症にかかりやすいことがあります。
妊娠中に感染すると、赤ちゃんにも影響を与えるものがあるので、
感染症にかからないように十分に対策をしましょう。
そして、パパや周りの人も気をつけることが大切です。

<妊娠中注意すべき感染症>

●風疹

妊娠4〜20週に初めて風疹に感染すると、
赤ちゃんの耳や目、心臓などに疾患を起こすことがあります。
これから妊娠する可能性のある女性、免疫のない男性は予防接種を受けることをおススメします。

●リンゴ病

幼児に多いリンゴ病の原因となるパルボB19ウィルスに妊娠中に感染すると、
30%が胎盤から赤ちゃんに感染します。
感染すると、流産や胎児水腫などを起こすことがあります。

●性器ヘルペス

性感染症の一つです。
産道を介して感染すると、赤ちゃんが肺炎や脳炎になることがあります。

●ヒトT細胞白血病ウィルス(HTLV-1)

血液中のTリンパ球に感染するウィルスです。
ヒトT細胞白血病ウィルス(HTLV-1)に感染しても殆どの人がウィルスによる病気を発症させることなく一生を過ごします。
ですが、1000人に1人の割合で、感染後40年ほど経過してから、
成人T細胞白血病(ATL)という病気になることがあります。
妊婦さんが感染していると、母乳などを介して赤ちゃんに感染することがあります。

●水疱瘡

妊娠中に初めて水疱瘡になると、赤ちゃんに目の異常や皮膚の萎縮などが起きることがあります。

●サイトメガロウィルス

サイトメガロウィルスはヘルペスウィルスの一つで体内に潜伏していることがあります。
妊娠初期に感染すると、赤ちゃんに肝障害がおきたり、難聴などの障害が起きる事があります。







タグ:妊娠中
posted by kodomosuki at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 妊娠中に気をつけたいこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。